老後の自宅活用の選択肢、皆さんにとっての最善の選択とは!?
最近、シニアのライフプランのご相談をよくいただきます。
老後2000万円問題の話題がきっかけのような気もしますが、
人生100年時代、シニアの方も、今後の人生設計のことが気になるようです。
最も多いご相談は、元々ご自営だったとか、様々な理由で、年金があまり無く、
金融資産もそれほど潤沢でないが、持家にシニアだけで暮らしていらっしゃる、
という方からの今後の暮らしについてです。
最近は、選択肢も増えてきましたが、基本的には、ご自宅の不動産をいかに金融資産に
変換していくかという方向性の検討となります。
その際、最初に確認することは、そのご自宅に、将来お子さん達が住む予定があるかどうか。
最近は核家族化で、ほとんどのケースでは、お子さん達は別の場所に家があり、
ご実家に戻り住むという可能性は皆無です。
そうなりますと、以下の選択肢が出てきます。
1.リバースモーゲージで借入れをし、今後の生活資金を確保する。
2.リースバックで不動産会社に買ってもらい、手元資金を増やし、
家賃を払いながら住み続ける。
3.自宅を売却して、別の住宅に住替える。
以前は、3の選択肢しかありませんでしたが、最近では選択肢が増え、
事情、意向に合わせ選べる時代となりました。
ただ、注意をすべきなのは、それぞれにメリット・デメリット・リスクが存在するということ。
つまり、メリットだけを見て判断するのではなく、デメリットとリスクを正しく理解した上で、
正確に判断しなければ、後悔に繋がってしまいます。
また、もう一つ大切な事は、目先のことだけで判断するのではなく、
将来を見越した選択をする必要があるということです。
これは、後に、子世代に重い負担がのしかかったり、トラブルを防止するために、
とても大切なことです。
それぞれ、事情やご意向が違えば、最善の選択肢は違ってきます。
以上2点のポイントに気を付けて、
皆さんにとっての最善な選択肢を見つけていただくことを切に願います。
より豊かな「いきいき自適」なシニアライフのために、適切な相談先に相談して、
後悔のない選択をいただくことが、最大の成功の秘訣かもしれません。
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